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最近、ペットにおける食の安全性について、さまざまな問題が取り上げられています。
また、ORIMITSUにも、チモシー牧草の「くん蒸」について、お問い合わせが寄せられています。 |
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●「くん蒸」とは? |
ORIMITSUのアメリカ産チモシー牧草は、すべて、くん蒸されたものを輸入しています。
この「くん蒸」とは、農産物を密閉されたコンテナや倉庫に入れ、薬剤をガス化して行う消毒方法のことです。 |
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●なぜ、アメリカ産チモシー牧草を「くん蒸」するのか? |
アメリカ産チモシー牧草に、日本の輸入禁止植物「ムギワラ」および「カモジグサ」という、害虫のヘシアンバエが付着している可能性が高い草がまざっているためです。
もし日本でこのヘシアンバエが繁殖してしまうと、稲作や生態系に悪影響を及ぼし、取り返しの付かない事態になりかねません。
日本では1970年代より、アメリカ産チモシー牧草の輸入が始まりました。当初はこの「カモジグサ」の問題から輸入禁止となりましたが、その後、日米の植物防疫機関の合意により、「隣化水素」という薬剤でくん蒸を行うことで、輸入が再開されたという経緯があります。
現在では、アメリカの農務省と、日本の農林水産省が指導するなか、ほぼすべてのチモシー牧草が、認定を受けたくん蒸施設を持つ輸出業者から日本へ輸出されています。 |
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●「くん蒸」は安全か? |
くん蒸で使用する「隣化水素」は、私たちが普段口にする雑穀類や、牛乳を生産する乳牛が食べる牧草に使用されており残留性の極めて低い安全な薬剤であること、また残留ガスの検査が、日本へ輸出される前に全ての牧草について行われ、さらに日本に到着後も、植物防疫所によって適宜、植物検査が行われるしくみであることなどからも、くん蒸された牧草の安全性は、非常に高いといえます。 |
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●「くん蒸」は大切なルールの一つ |
このように、くん蒸された牧草は、人体はもちろん、ペットとして飼われているウサギ等にも影響はありません。
くん蒸を行うのは、日本の農業や環境を守りながら、安全な牧草を安定的に輸入するための決められたルールの一つなのです。
これからも、ORIMITSUでは、安全で品質の高い牧草をご提供していたいと考えております。 |
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USDA(アメリカ農務省)認定くん蒸施設 |
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